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比叡山の麓に引っ越し、ゆっくりと暮らしております・・・ たまにドタバタします。
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季節が足早に流れてもう秋です。
年明けから毎日目の前のやらねばならぬ事をこなすのがやっとでした。
父の病院通いの日々で、ゆっくりかまってあげることもできないまま
天国に召されてしまったティキ…
未だにそうこのブログを書いている今でさえ目頭が熱くなります。
ペットとしてではなく娘同様我が子として接していたこともあり、
子供に先立たれた親御さんの気持ちもわかるようになりました。
どの方もそういう関係でワンちゃんを迎え入れていることでしょうし、
うちだけが特別ではないことです。
また実際に子供を亡くされて悲しんでおられる方には失礼かも知れませんが、
まだ、悲しみが癒えることはありません。
こうしてブログに綴れるようになったことは、ある意味頭の中で整理できたのだとは思いますが・・・
本当にあっという間でした。
3月・・・おかしい咳をしました。喉になんかひっかかっているような…
その日のうちに病院へ。心臓肥大。
その為気管が圧迫されると言われお薬をもらいました。
毎日お薬嫌がらんと飲んで、お散歩も亡くなる前日まで行って
食欲もありました。
亡くなる前日おばあちゃん家で小太郎と一緒に晩御飯を食べましたが、
ご飯をあげるおばあちゃんの目をじっと見るのでおばあちゃんが、

「ティキちゃんなんでそんなにおばあちゃん見るん?」

そう、ティキは自分の死期を知っていました。
なさけないけれど、亡くなった後にみんな気づきました。
そういえば・・・

近所に、ジャーキー持って夕方家の前に立ち、お散歩途中のワンコに
ジャーキーくれるおじさんがいて、ティキは自分を触らせず、
「こいつだけ触らせてくれへん」と言われていたのが
亡くなる3日前自分からおじさんのもとへ…
「おまえ初めてさわらせてくれたな~」

亡くなってしばらくしてからこの話をおじさんにすると
おじさんも「それでか…あいつなりの挨拶してくれたんや…」と

雨上がりに畑の石の上に乗りあがって空をゆっくり見上げた姿は、
なんともいえず、主人の心に焼き付いているみたい…
そこにひまわりを家族で植えてこの夏ティキの誕生日に飾りました。

病気とわかって1か月もしないうちに、あの子なりにみんなに別れを告げて
あかんたれで優しい子やったティキらしく最後まで家族に心配させんよう
悲しませんよう逝ってしまった。

ティキらしい…それがなお悲しいです。

毎日お光と線香あげて話しかけています。
家族みんなが。

今も家族の一員、息子。

いつか私を迎えに来てくれる日までお母さんも頑張るしな、空で見といてやティキ






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