ハワイは、おばちゃんを裏切らない・・・

ホンマ今日もえ～お天気ではじまった。今日は、いっぺん行ったろ！と思って今回の旅行目的のひとつにあげていたノースショアへ行くことにする。おばちゃん左ハンドルに自信ないのでどこぞのツアーで連れて行ってもらうしかないんだけど、お安いヤマネコトラベルでは、たっぷり９時間のツアーが＄３９である。が、しかしそこはケチッたらいかん！元祖で行こう山崎さんのツアーだ

＄５８とお高いがおばちゃん元祖という言葉に弱い。さっそく電話して今日のツアーを申し込んだ。１１時２５分ホテルに迎えにきてくれた山崎さんは、ストレートジーンズに革靴の白人嫌いのお兄さんだった。道中、白人の犯した悪事を聞かされ、ハワイへ初めて来たわれら日本人への不当な扱い、原住人への剥奪、あっからここまでさんざんやり放題のドールの先代の話など、いろいろ聞かされ、ちと空気が重くもなったがやっぱうちらは白人社会ではイエローモンキーなのか・・・と思い知らされるハメになる。「白人がなんぼのもんじゃえ！！」おばちゃんは怒った・・・・。

確かにハワイには白人専用のビーチもあり、道中うちらの車に白人のおばちゃんの乗った車がミラーをこすってもゴメンもなかった・・・。ホンマえ～かげんやな～。自分勝手な奴・・・・・。

きらいになりそうな複雑な思いのうちノースへ着く。

着いたとたんに山崎さんには申し訳ないが「あっちゃ～めっちゃきれいな海！」

今までのお話を忘れ、はしゃいでしまう。

まずは、シュリンプワゴンから攻める、コレ常識。その後おすすめのピザ、パスタ、ロコモコをテイクアウトして自分たちのお気に入りビーチで降ろしてもらい、時間まで自由行動だ。

もちろん我々親子は一番ノースらしい波の高いビーチで降り、次のビーチでひらってくれとお願いしさっさと車を降りる。そこは今まで見たこともないうす青い高い波と真っ白な波がこれでもかと打ち寄せる誰もいないキレイなビーチだった・・・。

ゴザを敷き、昼メシですよ、おくさん。こんな景色の中で昼餉などあんた、考えられん話やでしかし！！また美味いやんかいさ～もも。オヤジのサーファー暦はあんまりあてにならんが見せてやりたいよ、チビルやろか？写真だけでも撮って帰ろう。

「ほな、次のビーチまで歩くか」波打ち際を２人で歩く。今度来る時はハネムーンでいいんじゃないの娘よ！と思ったその時、背後から娘の叫びが「あぶない！！」

振り返るとおばちゃんに大きな波が迫っていた　げっ

年齢を感じる一瞬である。反射神経のかなり鈍っているおばちゃんは、もうバンザイするしか無いとりあえず荷物は濡れずに助かった。娘は・・・？しっかり波に引きずられ持ってたバックもビショビショじゃないか、おまけにこけてる・・・・。かなり鈍い、誰に似た？ホンマに１０代？たぶん「あぶない」と私に忠告するのでいっぱいいっぱいだったんだろう、お気の毒に・・・。そんな時は、母を見捨てなさい。おのれを守れ！それにしても聞いてはいたがノースの波は半端ない、あなどれんやっちゃ・・・。

次のビーチまでなんとかずぶぬれで歩いた親子は風に濡れたパンツを乾かしもって海を見続けたサーフィンを見ながら頭の中では「早く乾いてくれ！車がくるまでに・・・」しかし現地の子か本土から来た子か知らんけどカッコエエね～外人の子は。男前ぞろいで見飽きんわ。足もスラッとして金髪でサラッとして背は高いし何より鼻が高い！ここポイント。

娘にぜひお願いしたい。●●家血筋の鼻の低さを君の代で変えてみないかっ！

サンセットを見て海がめにもご対面し、納得のいくツアーでした。夜は娘が卵料理とソーセージを焼いてくれ美味しくいただきました。今日はおもろかったな。